
2026年7月11日(土)14:15開場/15:00開演
神奈川県立音楽堂
全席自由・税込
一般 : 1,000 円、U24(24歳以下) : 500 円、 高校生以下無料(要事前予約)
車椅子席:1,000円(付添席1名無料)
一般発売:2026年4月25日(土)
KAme(かながわメンバーズ)会員先行:2026年4月24日(金)
※未就学児入場不可
※シルバー、U24、高校生以下、車椅子(付添)は、チケットかながわのみで取扱い。無料券も含め、枚数限定、要事前予約。引き取り方法により手数料がかかります。
▼チケットかながわ
▽WEB
https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/momijizakavol50711
▽電話
・0570-015-415(10:00〜18:00)
▽劇場窓口
・神奈川県立音楽堂(13:00〜17:00、火〜日)
・KAAT神奈川芸術劇場(10:00〜18:00)
神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
公益財団法人野村財団
公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
開場・開演前にJR桜木町駅からの無料シャトルバス運行
本公演の出発時間 ①14:05 ②14:35 〔運賃無料/予約不要/当日先着順〕
・タクシー降車場奥「貸切バスのりば」より発車
・「神奈川県立音楽堂」掲示があるバスです
https://www.kanagawa-ongakudo.com/access/bus
本公演で託児サービスはございません。あらかじめご了承ください。
チケットかながわ
0570-015-415(10:00〜18:00)


【プログラム】
《10万年前のコントラバス》
作曲・楽器製作:徳武史弥
演奏:近藤聖也
楽器製作協力:山野辺暁彦 [チェンバロ製作家]
《10万年後のコントラバス》
作曲・楽器製作:川島素晴
演奏:近藤聖也
【企画者よりみどころコメント】
『コントラバス無しのコントラバスリサイタル』という発想からこの企画は始まり、それはやがてコントラバスの『過去』と『未来』へと拡張した。吊るされた弦巨大な箱、解体された楽器から、音はどのように立ち上がるのか。10万年の時を往復し、“音の始源と再誕”に立ち会う。そして、『現在』。
北海道大学工学部卒業。某国立音大大学院修了。新作委嘱・初演の他、一人芝居『コントラバス』の主演やYoutubeでのコントラバスアニメ動画制作など、ソロや室内楽におけるコントラバスの可能性の開拓・確立のため、楽器演奏のみに囚われない革新的な公演企画や活動を行っている。勝手に。
東京都出身。国立音楽大学作曲専攻卒業。同大学大学院修士課程在籍中。音楽団体Team Liaison代表。
現代社会における「人と人」「人と社会」「人と音楽」の関係性に注目し、共同体的感覚や他者とのつながり、そして「言葉と音楽」の関係を主題に創作を行う。現代社会における音楽の新しい形を探求しつつ、VTuberへの楽曲提供など商業分野にも活動の幅を広げている。
東京藝術大学及び同大学院修士課程修了。「いずみシンフォニエッタ大阪」コンサートアドバイザー等、現代音楽の企画に多数携わり、「アンサンブル東風」作曲指揮メンバー等、様々な演奏活動も行なう。日本作曲家協議会副会長。


【プログラム】
八村義夫作曲《一息ごとに一時間》
會田瑞樹作曲 モノオペラ《あかいくつをさがして》
テキスト:小野晃太朗 作曲:會田瑞樹
映像演出:秋山大知
キャラクター・テノール:伊藤靖浩
フルート:間部令子/クラリネット:西村薫/テナーサックス:松下洋
ヴァイオリン:河村絢音/ソプラノ:渕田嗣代/ヴィブラフォン:會田瑞樹
打楽器:岩見玲奈、日比彩湖
指揮:浦部雪
【企画者よりみどころコメント】
存在の不確かさ、寄る辺のない思い、野次馬根性。私たちを取り巻く複雑な世界の中で、このモノオペラは見てくださる皆様を「かがみ」のように照らします。横浜という都市、そこに息づいていた人々の声なき声を僕たちは拾い集めることを試みました。その思いの行き着く先を、皆様と共に分かち合いたく思います。
「音楽の可能性を拡げ続ける情熱の人」(野本洋介氏/Band Journal 2025年12月号)
多角的に音楽を見つめ続ける打楽器奏者。作曲家としても演奏家の視座を持つ「見通しの良い音楽」(北爪道夫氏)創りに定評がある。
Photo ©︎Shoichi YABUTA
劇作家・ドラマトゥルク。シニフィエ主宰。
福島生まれの仙台市育ち。
戯曲の多声性を用いて現在の物語を編み上げ「生存術としての劇作」を試行する。
第19回AAF戯曲賞大賞、第69回岸田國士戯曲賞最終候補。
10歳の頃児童劇団に入団。11歳からピアノ、13歳からマリンバと打楽器を、高校入学後の15歳から作曲を、17歳から作詞作曲を始める。昭和音楽大学に特待生として入学し、卒業後は多方面で活躍している。
桐朋学園大学音楽学部、カリフォルニア芸術大学(CalArts)修士課程、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)博士課程現代音楽演奏学科修了。J・テニー、R・レイノルズなど著名な作曲家のソロ曲初演の他、新鋭作曲家の紹介に努め、録音が欧州各地の音楽祭や音楽教育機関で取り上げられる。現代音楽演奏コンクール競楽Ⅶ第一位、第16回朝日現代音楽賞受賞。2020年香港コンポーザーズギルドの依頼で演奏を録画。
東京音楽大学を卒業後渡仏、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方音楽院等で研鑽を積む。帰国後はオーケストラの客演やミュージカル、室内楽、即興演奏で活動。
Lampdes音楽コンクール第1位。現代音楽演奏コンクール競楽XIIファイナリスト。市川市文化振興財団即興オーディション優秀賞。即興デュオOKA-ARUKI、アンサンブルリカレンス、オブロークラリネットアンサンブル各メンバー。練馬区演奏家協会会員。好きなレトルトカレーは「横濱咖喱」
国際コンクール優勝をはじめ、日本を代表するサックス奏者として世界各国の演奏会に招聘。国際コンクール審査員や講師としても活躍。洗足学園音楽大学首席卒業ならびに東京芸術大学院首席卒業。ギネス世界記録保持者。クラシックのみならず幅広いジャンルをこなし、教本出版や楽器開発、楽器店経営も行なう。
2015年桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院第一(学士)、第二(修士)課程ヴァイオリン専攻、第三課程アーティスト・ディプロム現代音楽演奏科、フランクフルト音楽大学大学院修士課程を修了。東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程を修了し、博士(音楽)を取得。現在同大学楽理科教育研究助手。これまでに現代音楽・ミクスト作品の演奏・研究・多数の初演に携わる。kasane主宰。
鹿児島市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。第46回滝廉太郎記念音楽祭全日本高等学校声楽コンクール第1位、第41回南日本音楽コンクール優秀賞、1997年鹿児島県新人演奏会にて県知事賞受賞。在学中よりウィーン短期留学ワークショップに参加。新曲演奏、室内楽、オーケストラ共演等積極的に参加。2023年第84回TIAA全日本クラシック音楽コンサートにて優秀賞。現在は報道番組の放送ディレクター傍ら、江東区を中心に演奏活動を行っている。江東区音楽家協会理事。
2009年ザルツブルク国際マリンバコンクールで第1位受賞、2008年 第 25 回日本管打楽器コンクール第 1 位、2010年現代音楽演奏コンクール“競楽XI”第3位・聴衆賞など多数受賞。東京音楽大学、同大学院を特別特待奨学生として修了。2010 年、2011 年度ロームミュージックファンデーション 奨学生。「オーケストラ・トリプティーク」ティンパニ・打楽器奏者。現在、大阪音楽大学客員准教授。
愛知県出身。東京藝術大学卒業。
マリンバ奏者としてのコンサート活動に加え、オーケストラ・吹奏楽・室内楽でのパーカッション演奏や指導を行う。
CDやTVCMの録音に参加する他、「題名のない音楽会」等、テレビ番組への出演多数。
PANDA WIND ORCHESTRA、ならびにオーケストラ・トリプティークメンバー。(株)こおろぎ社neoria契約アーティスト、INNOVATIVE PERCUSSIONアーティスト。
東京芸術大学作曲科卒業後ミラノ国立音楽院作曲科、ミラノ市立音楽院指揮科、ミュンヘン音楽大学にて学ぶ。作曲を安良岡章夫、野平一郎、ガブリエレマンカ、イザベルムンドリー、指揮を杉山洋一の各氏に師事。指揮者としては日本をはじめ、イタリア、ベルギー他様々な場所で新作初演等に携わる。2021年サントリーホールサマーフェスティバルにおいてマティアスピンチャー氏の副指揮を務め、2022年にはタクティカートオーケストラと共演し、第二指揮者としてチャールズ・アイブスの交響曲第4番を演奏、2024年にはサントリーホールチェンバーミュージック・ガーデンに出演し、葵トリオをソロにマルティヌーのピアノトリオと弦楽合奏のためのコンチェルティーノを指揮する。作曲家としては2016年に芸大フィルハーモニーにより自身のオーケストラ作品が、また2018年にはEx Novo Ensembleにより室内楽作品が演奏される。東京芸術大学在学中に長谷川良夫賞を受賞。
■企画概要
横浜に伝わる数々の”声なき声”を新たに拾い集め、モノオペラ『あかいくつをさがして』を新制作。冒頭では八村義夫作曲《一息ごとに一時間》を演奏し、物語の序曲に位置付けます。退廃的な臭気が漂う現代で、童謡《あかいくつ》、「ハマのメリーさん」等を追憶し、忘れ去られゆく人や街を考察するきっかけとします。この作品を、待ち続ける、全ての人々に捧げます。
■コメント
横浜、紅葉ケ丘、紅葉坂。この場所で企画し、演奏、創作をするというのはいかなることなのかを考え続け、この構想に辿り着いた。未知なる企画に手を差し伸べてくださった選考委員の先生方、音楽堂の皆様に深く感謝尽きない。横浜という街を愛する皆様と、その思いを分かち合うことができる作品を作るべく、奔走したい。
■ワークインプログレス出演者
會田瑞樹(作曲、打楽器)、伊藤靖浩(キャラクター・テノール)、小野晃太朗(テキスト)
「音楽の可能性を拡げ続ける情熱の人」(野本洋介氏/Band Journal 2025年12月号)
多角的に音楽を見つめ続ける打楽器奏者。作曲家としても演奏家の視座を持つ「見通しの良い音楽」(北爪道夫氏)創りに定評がある。
Photo ©︎Shoichi YABUTA
■企画概要
10万年前の“楽器の起源”と10万年後の“楽器の進化”の瞬間に、コントラバスを介してタイムトラベルする作品。
徳武史弥《10万年前のコントラバス》では、AIが画像生成した架空の楽器を実際に制作し、古のコントラバス誕生神話を音で描きます。また、川島素晴《10万年後のコントラバス》では、廃材となったコントラバスのパーツを再構成し、新たな楽器を創造する過程を辿ります。
■コメント
現在のコントラバスが「異化」された姿 ―― 過去や未来、環境により”原種”が大きく変容するイメージで楽器を再現したく企画しました。そのために日本情緒の継承者として歴史的・社会的現象を様々な手法で切り出す徳武史弥、そして既成概念を軽やかに裏返す現代音楽界のトリックスターである川島素晴は、この変容した楽器を音に変える上で最適な作曲家です。過去と未来、2つの時代におけるコントラバスの誕生とその成立過程を、ぜひ会場で見届けていただきたいです。
■ワークインプログレス出演者
近藤聖也(コントラバス)、徳武史弥(作曲)、川島素晴(作曲)
北海道大学工学部卒業。某国立音大大学院修了。新作委嘱・初演の他、一人芝居『コントラバス』の主演やYoutubeでのコントラバスアニメ動画制作など、ソロや室内楽におけるコントラバスの可能性の開拓・確立のため、楽器演奏のみに囚われない革新的な公演企画や活動を行っている。勝手に。
\新しい音楽が生まれる瞬間に立ち会おう!「モニター観客」大募集!/
2026年3月20日(金祝)14:15開場/15:00開始
神奈川県立音楽堂
事前申込制・入場無料・全席自由
主催:神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
助成:公益財団法人野村財団、公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
■来場予約
1月17日(土)受付開始
KAme(かながわメンバーズ)会員先行(WEBのみ):1月16日(金)
▼取扱(WEB、電話)
・チケットかながわ 0570-015-415(10:00〜18:00)
https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/momijizakavol5wip
▼取扱(劇場窓口)
・神奈川県立音楽堂(13:00〜17:00、月曜休)
・KAAT神奈川芸術劇場(10:00〜18:00)
※未就学児入場不可
※チケット発券手数料のお客様負担はございません。配送をご希望の場合は、送料460円を申し受けます。


今回は長い議論の末に2つの企画を選んだ。この結論に至るまでにはかなりの紆余曲折があり、すんなりと決まったわけではないことを、まずは強調しておきたい。
「一息ごとに一時間、あかいくつをさがして」は、八村義夫作品の打楽器演奏に関しては期待できるものの、メインとなるモノオペラの制作にやや不安が残った。横浜という街の記憶をさまざまな形で呼び起こすというプランはきわめて興味深いのだが、「ハマのメリーさん」のように実在した人物は繊細に扱う必要があろうから、このあたりの意図をあらためて企画者に問い合わせながら、最終的な判断を下した。一方で「10万年前のコントラバス/10万年後のコントラバス」については、コンセプトがシンプルかつ独創的という意味で評価が高かったのだが、本当にコントラバス一本のみでステージを充実したものに出来るのかについては議論が分かれる部分もあった。つまりは両者ともに期待と同時に不安を抱えての採択となったわけで、今年度はワークインプログレスがこれまで以上に重要になってくる気がする。
残念ながら選ばれなかった企画にも面白いもの、魅力的なもの、斬新なものがいくつもあった。それらの大半は、ほんの少しだけ音源に魅力が感じられなかったり、ほんの少しだけ説明が足りなかったりしたため採択されなかったのだが、議論の展開次第ではいずれもチャンスがあった。再度の応募を期待している。

初めて選定企画委員として参加させていただきましたが、噂どおり、独創性に富んだ企画の数々に高揚感を覚えました。異なる要素を掛け合わせることで新規性を生み出すタイプの作品が多いのではないかと想像していましたが、実際には一つのテーマや問いを徹底的に掘り下げ、専門的かつマニアックな視点から構築された企画が多かったような印象です。表現の手法や問題意識の振れ幅も大きく、現代の表現が持つ可能性の広さを改めて実感する機会となりました。
「一息ごとに一時間、あかいくつをさがして」。
「あかいくつ」、ハマのメリーさん、根岸外国人墓地といった、横浜という都市に半ば風化しながら残り続けてきた歴史の断片で作るモノオペラ。輪郭が曖昧ながら知名度がある素材にどんな「新たな視点」を出すのか、様々な可能性を感じます。
「現代音楽=難解」という固定観念を、土地の記憶と人の声によって内側から更新してくれることに期待してます。「かつて奪われ、押し殺されてきた声」が主役なので、いかにフィールドワークで埋もれてきた歴史の断片が拾えるのか、気になります。
企画者と同世代なので、いっそう注目です。
「10万年前のコントラバス/10万年後のコントラバス」は、タイトルを見ただけの段階から気になってしかたがなかったです。近藤さんたった一人で作る、壮大かつ親密な世界。コントラバスに取り憑かれたかのような感じに惹かれます。
10万年前と10万年後という途方もない時間軸を持ち込みながら、その中心に極めて身体的で物質的な楽器・コントラバスを据えている面白さ。抽象的な時間論や未来論を説明として聞くのではなく、「木を削る」「分解されたパーツを組み替える」「音が鳴る/鳴らない」という具体的な行為を通して、「音とは何か」「楽器とは誰のものか」「人間はどこまで音を支配できるのか」といった根源的な問いに挑んでほしいです。理屈ではなく現場の出来事として突きつけてくることに期待しています。
完成した楽器が「正しい音」を出すかどうかではなく、「音が立ち上がってしまう瞬間」そのものに立ち会えることを楽しみにしてます。

今回は選定企画委員として参加させていただき、たいへん光栄です。自分自身も音楽家としてダンスや演劇などの舞台作品に関わってきた身として、これまでにない斬新なパフォーマンスとの出会いを楽しみにしています。
ご応募いただいたプランは、いずれも音楽という「定数」に、身体や空間や映像といったさまざまな「変数」をかけ合わせて、これまでにない「新しい解」を生み出そうとする意欲的な企画でした。とはいえ、その「変数」はじつに多彩で、選考には熟議を要しました。最終的には、単なるコンセプトの実現にとどまらず観客の心に響きそうかという芸術性の評価から、舞台上の設営や転換は可能か、想定通りの効果は得られそうか、といった現実的な判断も経て、作品が選出されました。
「一息ごとに一時間、あかいくつをさがして」
横浜という土地の歴史を取材する中から新たな物語を立ち上げ、現代にも通じる社会と個人の諸相を浮かび上がらせようという、骨太なテーマに注目しました。歌手一名のモノオペラですが、八重奏のアンサンブルや映像演出も含め、視覚的にも見応えのある大規模な作品になりそうで、上演が楽しみです。
「10万年前のコントラバス/10万年後のコントラバス」
今から10万年前と言えば人類が世界中に移動を始めた黎明期。その時代に、原初の楽器が次第にコントラバスへと進化していったとしたら?そして今から10万年後の遠い未来に、かつてコントラバスだった遺物の断片から再び未来の楽器が生まれていくとしたら?そんな壮大な思考実験をどのように音響化、視覚化していくのか。予想のつかないイメージの広がりに期待します。

《10万年前のコントラバス/10万年後のコントラバス》を企画した、近藤聖也(コントラバス)。〈10万年前のコントラバス〉に登場する自作楽器の試作を演奏する様子。この楽器は、本棚2台を組み合わせた共鳴体に、舞台バトンから弦を3本吊り下げている。

《一息ごとに一時間、あかいくつをさがして》のメンバー。
画面左から、會田瑞樹(作曲、打楽器)、伊藤靖浩(キャラクター・テノール)、小野晃太朗(テキスト)。

〈10万年前のコントラバス〉を作曲する、徳武史弥。AIを用いて創作する中、さまざまな指示(プロンプト)を与えたと話す。例えば、「コントラバス」を「魂/途/羅/羽/巣」として再解釈し、それをもとにさらに架空の楽器の画像(イメージ)と絵本を生成した。

当日は、會田瑞樹作曲〈踊れ、赤い靴〉の、自身によるヴィブラフォン独奏でスタート。この曲は、會田がかなっくホールのレジデントコンポーザーを務めていた際、地域のリサーチをふまえて誕生した。

〈10万年後のコントラバス〉を演奏する近藤。
ジャンク品のコントラバスを複数台集めて、ノコギリなどで解体し、マルチパーカッションセットのような新たな楽器に生まれ変わらせた。

テキストを担当する小野。「モノオペラを書くのは初めて」と話す。今回のワークインプログレスに合わせて、「崖や坂が多く、体に負荷のかかる」横浜のイメージをもとに冒頭シーンのテキストを書き上げた。

〈10万年後のコントラバス〉を作曲する、川島素晴。強い放射能が天然ウラン鉱石並みのレベルになるまで約10万年かかる、というのが創作のヒントになったと語る。7月の本公演では舞台上で演奏される楽器のパーツ数がさらに増える予定。

プレゼンの最後に、會田・伊藤の2名で、制作中のモノオペラのプロトタイプ版を試演した。7月の本公演ではこれに加えて、フルート、クラリネット、テナーサックス、ヴァイオリン、ソプラノ、打楽器2名と指揮、全10名による編成を予定している。
神奈川県立音楽堂の企画公募プログラム「紅葉坂プロジェクト」は、プロの音楽家のみならず、また演奏家、作曲家、プロデューサーかを問わず、70年の歴史を持つ音楽堂を舞台に、広く音楽の未来を切り開こうとする企画案を公募するものです。
あなたの企画で、これまでの音楽の景色を変えてみませんか。
2025年10月1日(水)~2025年11月16日(日)必着
2025年12月20日(土)
2025年10月17日(金)
18:30開場 19:00開始 20:00終了予定
舞台スタッフ同席のもと、音楽堂の舞台機構について理解していただくよい機会です。ぜひ、ご参加ください。
<要事前申込>
※この説明会への参加は任意です。審査には影響しません。
〒220-0044 横浜市西区紅葉ケ丘9-2 神奈川県立音楽堂
紅葉坂プロジェクト 企画募集係
TEL: 045-263-2567(火~日:9:00~17:00)
神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)